剥離

基材特性に即した
処理条件選定で高品質

鋼材、超硬合金など基材ごとに異なる物性を踏まえ、PVDの剥離防止に最適な加工処理条件を設定しております。硬度や熱膨張係数、化学的安定性を総合的に考慮し、界面に過度な応力が残らないよう成膜パラメータを調整いたします。イオン洗浄の時間やバイアス電圧の設定も基材に合わせて変更し、密着性を最大限に高めます。

剥離は生産効率に大きな影響を及ぼすため、原因を多面的に分析しながら対策を講じております。成膜前の下地清浄化を徹底し、油分や酸化物を除去したうえでイオン洗浄を実施し、界面の結合力を高めます。成膜時には内部応力の発生を抑えるよう電圧や温度を細かく制御し、膜厚の過不足を防ぎます。基材との熱膨張差にも着目し、使用温度域を想定した条件設定を行うことで、長時間の稼働でも安定した密着性を維持するPVDコーティングをご提供します。